ごあいさつ

マルモ青木味噌は自然に育まれ、自然を育む会社です。私たちのみそは、自然が育んでくれたものです。
大豆と米は、志を同じくする生産者たちが、太陽と雨を浴びる大地で作ります。水は、信州の山々からもたらされる伏流水。麹は、私たち自身が丹精込めて育てています。これらの恵みが出会い、発酵の時が訪れ、みそが生まれます。そして信州の風土に抱かれて、みそは熟成を重ねます。私たちは決して急ぎません。みそづくりには、自然に委ねる誠実さと謙虚さが何より大切なのです。
この恵みをもたらしてくれるのは、「農」という営みと「自然」の力です。それを健やかに発展させるため、できる限りの力を尽くしています。但し、これらの恵みは決して無限ではありません。
非加熱の安定した品質の美味しいみそをつくり続けていくために、いま、私たちにできることは何か?
マルモ青木味噌には創業以来受け継いできたチャレンジ精神があります。伝統を尊重しつつ、三代にわたって新しい技術や発想を積極的に取り入れてきました。ここに、答えの一つがあるでしょう。未来に向けて、私たちはすでに幾つもの取り組みを始めています。マルモ青木味噌は、地域共生型の会社として循環型ものづくりを進めています。自然が育む「本物のみそ」を、より多くの皆さまにも味わっていただけるよう、今後も努力を続けて参ります。