そろそろ朝晩が冷えてきて、寒くなってきましたね。
暑い日が続いた今年だから、ついつい体を冷やすものを多く摂りすぎてしまったのではないでしょうか?外は暑くても、ビルの中、電車の中、お家の中も冷えすぎている環境。
本来、食べ物で体温調整をするのがベストなのですが、そのバランスの取り方がわからず崩れがちですね。
そもそも、免疫力を上げるためにはまず「体を冷やさないこと」が大事です。
ただ、防寒的に温めることではなく、体の中から温めることが必要。
健康的な人の平熱は36.5度~37.1度だそうです。
でも、今は36度以下の低体温の女性がとっても多いですね。
体温が上がると血液の流れがよくなり免疫力が高まります。血液は、私たちの体を作る細胞に栄養や酸素を送り、老廃物を運び出す役割をしてくれています。
体温が下がってしまうと血流が悪くなり、免疫力が低下し、血液の役割が果たせないことで、ウィルスや体を守る働きがなされなくなってしまいます。体温が1度下がると免疫力は30%も低下してしまうのですね。
だから、風邪をひきやすくなったり、様々な病気に繋がっていってしまうのです。
では、免疫力をUPさせるには具体的にどうしたらよいのでしょう?
運動をしたり、お風呂に入ったりすることも大事ですが、まず、普段の食生活を振り返ってみましょう。そこに意外な落とし穴があります。
毎日コーヒーや紅茶を飲まれていらっしゃる方、どれくらいいらっしゃるでしょう。
たぶん、ほとんどの人が毎日飲まれているのではないでしょうか?
毎日という習慣は、本当に良くも悪くも積み重なります。だからこそ、間違った習慣は、いますぐ変える必要があります。
コーヒーや紅茶は、とても陰性の作用が強く体を極端に冷やすことになります。
どんなに温かい飲み物でも、それは一時的なもので、実はどんどん体を冷やしています。
そんな落とし穴から脱出していただき、まずは、朝いちばんは白湯を飲むようにするなど実践してみてください。
一番いいのは、お味噌汁ですね。体がぽかぽか温まりますよ。
体温を上げるためには、運動や入浴はもちろん効果的ですが、まずは毎日の食事で体を中から温める意識をしてみましょう。
旬のお野菜、今なら根菜類が育ってきます。土の中に育つ食べ物は陽性のエネルギーを持っているので、体を温めてくれます。
また、ストレスからも体温を低下させることがあるので、それを防ぐにはGABAが多く含まれる食べ物を食べましょう。GABAはストレスを緩和させ成長ホルモンの分泌を促す効果もあるので、アンチエイジングの面からもお薦めです。玄米やかぼちゃなどに多く含まれています。
私がお薦めしているビューティーフードは、血液をキレイにしてくれる食べ物です。
血行がよくなり、細胞が変わってくることで、免疫力は高まります。
私自身も、年中冷え症でしたが、玄米を中心とした旬のお野菜や植物性のお食事をすることによって改善され、いまでは手足がぽかぽか。
夜、足が冷たくて眠れないなんてことはなくなりました。
人間って本来、こうなんだなーと、いまさらながら、本来の機能が整っている体の状態に出会っています。
やっぱり、「カラダの中から」なんですね。
食べたもので私たちのカラダはできています。